“瀬戸もち豚 肩ロースの厚切りポークジンジャー”

【期間限定 昼の部メイン】

※1日数量限定
※無くなり次第終了

「ポークジンジャーって何?」
って調べてみると、生姜焼きの和製英語らしいです。
1913年に、東大教授の田中宏さんによってまとめられた「田中式豚肉調理二百種」には「生姜炒」の名で、この料理のレシピが掲載されており、すでに生姜焼きが完成していたとかいないとか。
現代では、豚の細切れ肉を炒めたものを「生姜焼き」、厚切り肉をソテーしたものを「ポークジンジャー」と呼ぶのが一般的とのこと。

なんて豆知識はさておいて、豚肉料理の中で、生姜焼きと角煮が 1位 2位選び難い程に好きです。3位は本気で悩ましく、大昔 パリ一人旅で食べた乳飲み仔豚を何ちゃらスパイスとクリームで煮込んだ料理に衝撃を受け、今も記憶に残っているのでランクイン。

自身 どこで食べても美味しくいただいてしまうポークジンジャー(生姜焼き)には、ご家庭やお店 それぞれに個性があって面白いなと感じます。
短編食堂では、洋食店らしく厚切りタイプのポークジンジャーという表現方法を選択しています。

脂部分だけをフライパンに当てて火をつけ、じっくり脂を適度に落としつつ火を入れていく。するとラードが出てくるので、最後赤身に熱いラードを軽くかけて殺菌の意味も持たせつつアロゼし、冷ます。
スパイスやハーブなど入った塩水と共に真空パックしたら、一晩寝かせておき、翌日、大体4時間くらい低温調理。

そのまま食べても美味しく仕上がっているのですが、ここからポークジンジャーに仕上げていくので、厚切りにした後、片面にだけ小麦粉をつけてソテーに。
美味しそうな焼き色がついたら、一旦取り出して、フライパンの油をきれいに拭き取り、ジンジャーソースを熱めのフライパンへ投入し ジュ〰と香ばしさをプラス。
豚肉を戻し、火を入れすぎないようジンジャーソースをかけながら徐々に仕上げていく。
そうすることで、厚切りでも程よい食感かつ柔らかい仕上がりになります。

ナイフで好みの大きさに切り、ジンジャーソースをたっぷり纏わせ、白いご飯にバウンドさせつつ何度かモグモグするやいなや、ジンジャーソースが染みたご飯を頬張ると、言葉はいらないんじゃあないかと思うのです。

店主

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お話ししながらゆっくり食事を楽しむ日や
自分へのご褒美の日
お誕生日などお祝いの日にも

どこでも食べられそうで
たぶんここでしか味わえない洋食で
どこかホッとするような時間を
 
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短編食堂の店名の由来や
4枚扉の意味はホームページ「STORY」へ


お話ししながらゆっくり食事を楽しむ日や
自分へのご褒美の日
お誕生日などお祝いの日にも

どこでも食べられそうで
たぶんここでしか味わえない洋食で
どこかホッとするような時間を


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