デミグラスソースの夜

【デミグラスソースの夜】開催のお知らせ

✔お陰様で満席となりました。誠に有難うございます。

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こんばんは。店主です。

12/24をもちまして、短編食堂は、お陰様で無事に6周年を迎えることができます。本当に有難うございます。

つきましては、コツコツ継ぎ足し6年物のデミグラスソースを使用した黒毛和牛のビーフシチューをメインに、ささやかなコース料理をご用意いたしますので、短編食堂の夜を、共に過ごしていただける方がいらっしゃれば、とても嬉しく思います。
昼の部では、なかなかお出しできないデミグラスソース。ご縁がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

[開催日時]
12/24㈰

18:00〜21:00(close)
※下記より選択
①18:00〜✕
②18:30〜✕
③19:00〜✕

[Memu]
季節のポタージュ
クリームコロッケ
サラダ
黒毛和牛のビーフシチュー
自家製パン
短編プリン
コーヒー/ルイボスティー
(※1drink制)

[料金]
5,000円

[ご予約方法]
○12/22(金) 20:00までのご予約制

○Instagram DMにてご予約承ります

○下部[備考]をご了承の上、
(a)お名前
(b)日時(12/24①〜③)
(c)人数(1組1〜4名様まで)
(d)ご連絡先電話番号
を、必ず明記の上、Instagram DMにて、お問い合わせください。
(※オートリザーブ対応不可)

✔なお、ご連絡内容(a)〜(d)に不備がある場合、無効とさせていただき、返信は控えさせていただきますのでご了承くださいませ。

[備考]
・中学生よりご入店可
・写真撮影はお手元のお料理のみ可
・駐車場無し
・キャッシュレス決済可

#短編食堂
#tanpensyokudou
#洋食店#洋食屋#洋食
#尾道#onomichi

~余談 前投稿からの続き~

また、短編食堂の照明はデンマークのLE KLINTを採用しています。
同じ尾道出身で同級生でもあるデザイナーと、コンセプトについてたくさん話を重ねていました。
その中で洋食店とは、歴史を積み重ねていけるツールであること。例えばお客様が歳を重ねて、その次の代になったとしても、思い出と共に、また新しい記憶を作りに、来ていただけるかもしれない。そして、デミグラスソースも同様に継ぎ足すことで店と共に育っていくこと。
等々、書ききれないくらい程に、たくさん伝えました。

“LE KLINTのランプシェードは、灯す明かりによって、時間をかけ少しずつ白色から飴色に焼けていき、それがいつか味へと変わっていく”
そう彼が言い、僕の想いを汲んで選んでくれたランプシェード。

2017/12/24には、まだ眩しいくらい白かったランプシェードも、今では少し、飴色へと変わってきてるんじゃあないかと感じています。また、デミグラスソースも同様に、時間をかけることでしか生まれない味へ育ってきていると思ってます。

ある日、店内に足を踏み入れたお客様が、ふいに
「何年か振りに来たけど、変わってないなぁ」
と沁々と仰っていました。
数年前に比べ、変わっていることはたくさんあったはずです。僕の頭の中は??の疑問符でいっぱいになったと同時に、なぜかとても嬉しく、安堵した気持ちになった事を覚えています。

きっとそれは、ここ数年で時代や価値観が劇的に変わったとて、日本が独自に積み重ねてきた洋食という文化の 普遍的な本質がそもそもあって、それを短編食堂のフィルターを通し、伝えたいエッセンスが 初めからずっと変わっていなかったからじゃあないかと、勝手に想像しました。
普遍的であることは、時に刺激や面白味に欠ける側面もある一方で、ホッとするような安堵感を味わえる様な気がしています。それはある意味、優しさでもあり、誰かのノスタルジーにもなり得るのかもしれないと思いながら、短編食堂を営んできました。

この度の【デミグラスソースの夜】では、普段 調理のため、厨房から店内へは なかなか伺えないのですが、この夜は、ご迷惑にならない範囲内で、お客様のテーブルへ 料理をお届けしたいと考えています。
その際、もし気が向けばどなたでもお気軽に話しかけてくださいね。
皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

そして、来年も 無事に7周年を迎えることができたなら、願わくは、また今回と同じ夜を開催したいなと考えています。

「こんばんは。初めまして。」
「いらっしゃい、寒かったでしょう?」
「また今年も来たよー!ただいま。」
「有り難う!おかえり。」

なんて風景が、【デミグラスソースの夜】という催しを介して 毎年実現できるのなら、街外れにある短編食堂という洋食店で起こる 他愛なくも愛すべき物語としては、本当に有り難く嬉しいことだなと思っております。

長文お読みいただき、誠に有難うございました。

こんな至らぬばかりの 人間味溢れる短編食堂ですが、ご縁がございましたら、これからもご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 
短編食堂 店主

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